先日,縁あってあるシンポジウムに出た際に,オンライン学習に関して興味を持ったことと,Kahnアカデミーの創立者であるSalman Khan氏のTEDプレゼンテーションで,Mastery -based Learningについて関心を持ったことから,2015年から放送大学で提供が始まったオンライン講座のひとつであるJavaプログラミング基礎を受講してみました。
内容が細分化されており非常にわかりやすく,何度も講義を聞いたり問題を解きなおしたりと自分のペースで取り組むことができるため,理解がさらに進んだように思います。また,受講者同士のやりとりの場として「フォーラム」というオンラインのプラットフォームが設定されており,そこでのやりとりから,他の受講者も同じところで悩んでいたり,レベルの高い他の受講生の方のやりとりから学べたりできました。
さらに,対象がプログラミングということもあり,実際にプログラムを作るうえで試行錯誤してみたり,Webで情報収集したりといわゆるアクティブラーニングができる講座だったと思います。
中間レポートでは,自分のプログラムについて先生からフィードバックをいただけたり,そのほかの部分でも担当の柳沼先生がメールなどで細かくフォローしてくださりやる気がでました。
成績は小テストと中間レポート及び最終レポートにより採点されるのですが,課題の評価においても,頑張れば頑張っただけ評価してくださり,そのおかげでさらに授業にコミットすることができたと思います。1単位の授業でしたが,これまで受講した放送大学の授業最も面白かった講座でしたし,最も時間をかけて取り組んだ講座でした。
プログラミングについて全く知らないけど興味があるという方にはぜひおすすめの講座です。