英語教員が日々の気づきを発信するブログ

日々の気づきや思ったこと、備忘録をつぶやきます。

方南町駅付近に素敵なカフェを発見

方南カフェ(Honan Cafe)

方南町駅付近には落ち着いた雰囲気のカフェがなく残念に思っていたところ,友達に教えてもらったカフェ。方南町駅(出口2から徒歩2分,出口1から徒歩3分くらい)から結構近くて,子供連れでも行きやすく,トイレにはおむつ替えシートもある。店内は広くはないけれども,明るく落ち着いた雰囲気。

ホットコーヒー,カフェオレがそれぞれ400~500円くらい。また,ふっわふわのホットケーキ700円(パンケーキというのかしら?)がとーってもおいしい。ちなみにホットケーキは土日祝限定で16時まで入店とのこと。ただし,平日でも予約をすれば作ってくれる。

おすすめです。

 

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2つの学習モード

学習のモードには2種類のモードがある。

一つは,焦点を絞った学習であるFocused modeで,語彙習得や文の構造理解などの学習がこれにあたる。

 

もう一つは,一歩引いて全体を見て学習するDiffused modeで,自由英作文などがこれにあたる。

 

指導に当たっては,この2種類の学習モードを念頭に置いたうえで,それぞれの学習モードを使い分けて指導する。

 

関連書籍

Douglas Brown

Barbara Oakley

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最高の無料英語教材

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無料の英語教材

TOEIC900点以上,英検1級はとったけれどもさらに英語力を向上させたいという人におすすめの教材が名門大学の授業を無料で受講できるMOOCs(Massive Open Online Courses)。ハーバード大学をはじめMITなど世界の名門大学の授業を無料で受講することができます。実際にアリゾナ州立大学の第二言語習得の授業を受講していますが非常に質が高いです。授業が構造化されており,理解しやすく,理論についても基本的なことから明快に説明されています。

授業の形

基本的に,10分未満のビデオを視聴し課題をこなします。なお,課題はQuiz形式で出されることが多く何度も挑戦できます。何度も解きなおしたり,わからないことは何度もビデオを視聴することができるため理解が深まります。オンライン教育では1つのコンテンツの長さ,フィードバックの与え方などについて,どのようにしたらよいか効率的な学習ができるか研究され,その研究結果を基にカリキュラムが構成されています。

 

また,学習者の視点としては,間違いを恐れずに学習できるので英語力が十分でなくても時間さえかければ理解することができます。

 

COURSERAへのリンクはこちらから。

アリゾナ州立大学によるTESOLコース

 

 

"The Surprising Habits of Original Thinkers" 創造的思考者の驚くべき習慣 by Adam Grant アダム・グラント

 

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 史上最年少でペンシルベニア大学ビジネススクール、ウォートン校の終身在職権(テニュア)を得、またベストセラーとなった『「与える人」こそ成功する時代』原題 "Give and Take: Why HElping Others Drives Our Success" で有名になったAdam Grant教授のTEDスピーチ。

 

ユーモアを交えて、敷居が高くない口調で話しかけてくれるので非常に気持ちよく聞けるし「なるほど~」が連発されます。

クリエイティブな人とは

クリエイティブかどうかを見分ける一つの方法は、ブラウザで何を使っているか。もし、Google ChromeFirefoxを使っていたら、Internet ExplolerかSafaliを使っている人よりもクリエイティブな可能性が高い。なぜなら、後者の2つはデフォルトで予めデバイスにインストールされているものだからである。クリエイティブな人はよりよいものがないか探してから使い始める。

"One of the key aspects to be creative people is to take the initiative to doubt the default and look for a better option. If ou test it, think what browser you use. If it's preinstalled one such as Internet explorer, you should watch this video."

納得しました。昔、よく、「常識を疑え」とかクリティカルシンキングとか言われたものは、現状を疑ってかかるということです。常によりよい方法を考えているというのが創造的な人の特徴なのですね。前述の方法がまさに現状を疑ってかかることの具体例を示しています。

失敗を恐れない

その分野での創造的な者というのは最も失敗した者である、というのも、彼らは同時に最も挑戦した者でもあるからだ。

"If you look across the fields, the greatest originals are the ones who fail the most because they are the ones who try the most."

 最近、失敗の重要性が語られています。何度もトライすることでよりより製品やよりよいサービス、よりよい方法を探し出していくことができるというのは納得できる気がします。

チャレンジすることの重要性について

スピーチの中の「長期的に見て我々が最も後悔するのは、何かをしてしまったことではなく、何かをしなかったことだ」

"They know that in the long run, our biggest regret are not our reactions but our inactions."

これも非常に説得力があります。コンサルタントを経て起業したものの、2008年のサブプライム不況のあおりを受けて失敗し、1000万円以上の借金をした友人も、一時は人間不信になったけれども結果的にはやりたいことができてよかったと言っていました。ちなみに彼は借金を完済して、勤め人として働いています。余談ですが、その友人は30歳までに軌道に乗らなかったらやめると起業前から決めていたそうで、損切のタイミングをあらかじめ決めてリスクをコントロール可能にしてチャレンジするのが重要というのは彼から学びました。

 

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東京都教員採用試験 二次試験 指導案

こんにちは。てにょです。

採用試験受験時に悩んだのが二次試験時の指導案。

 

採用試験を1か月後に控えた今は徹底して一次試験の準備をすべきですが、教育実習を目前に控えた英語教員を目指す学生さんのためにサンプルを掲載しておきます。

 

なんか浅はかさが見えそうで恥ずかしいけど、自分が学生の頃は、指導案を必死でググって探した記憶があるので、少しでも参考になれば。

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東京都教員採用試験 選択と集中 過去問を解こう!

こんにちは。てにょです。

平成28年度実施の東京都教員採用試験の一次試験が近づいてきました。

私が受験したときはこのくらいの時期(5月末~6月)から勉強を開始した記憶があります。

さて、この時期からは過去問を集中的にやっていくことをおすすめしています。

幸い、平成26年度以降の過去問は教職教養、専門教養ともに東京都のウェブサイトに掲載されていますので、ぜひ、そちらを活用して、何度も解きなおしてみてください。

(検索で探した方が早いかもしれませんが、一応、都の採用試験案内へのリンクを示しておきます。トップページ以外へのリンクは残念ながら禁止されているようなので。。。)

http://www.kyoinsenko-metro-tokyo.jp/

教職教養の勉強法

まず、出題傾向を把握しておくことは最重要。これをしっかりやるだけで学習の効率が3倍くらい違います。出ているところだけやりましょう!それだけで、合格に必要な最低点は確保できます。

1週間の勉強で試験に合格した友人は、過去問シリーズで出題傾向を把握し、毎年出題されている分野と隔年で出題されている分野に絞り込み、そこだけやったといっていました。(私は一応、過去問を3年分一通り解きましたが。。。)

選択と集中。この時期からは投下できる時間は限られてきますので、余計なところに手を出さず、出題傾向に沿って、頻出分野の知識を固めていきます。

東京都の過去問では、それぞれの問題にどの分野からの出題なのかが明示されていますので、問題を解くと同時に、『教職教養ランナー』で当該分野の関連事項をおさらいします。「地方公務員法の定める職員の服務に関する記述として適切なものを・・・」という問題であれば、地公法の服務に関する知識で重要と思われるものをおさらいしておけばいいですね。

網羅的な参考書なので、一問一答で暗記するのではなく、出題されているところのみ集中的に解きます。最低点数をクリアすることだけに集中して無駄なところには時間を割かないように!時間は有限です!

小論文については、以前の投稿でも書いた通りですが、以下の要領でイメージトレーニングを行いました。

小論文

時間内に小論文を書き切れず、合格できない方もいるとのこと。 では、小論文のために、どのように準備をすべきなのでしょうか?

私の場合は、以下の3点に留意して準備しました。

1.テーマの把握と周辺知識のインプット  

以前出題されたテーマや他の都道府県で出題されたテーマを把握し、その課題に対して自分のスタンスを持つ。これは、教育に対する知識がないと難しいので、周辺知識を収集しておく必要があると思い、ネットで情報収集をしました。

2.小論文の構成  

主題を正しくとらえ、[主張]、[根拠]、[主張]のフレームワークで書くと、自分の主張が伝わりやすい小論文が書けると思います。このフレームワークをつかんでおくために、日頃から、自分の発言を[主張]+[根拠]とするよう意識しました。

3.イメージトレーニング  

上述の1、2を踏まえ、自分だったら、過去のテーマや想定されるテーマに対してどのような主張をどのような構成で展開するかということをイメージするようにしました。

本来であれば、実際に書いてみるとよいのだと思いますが、それだと1つの課題に対してあまりに時間がかかりすぎるため、いくつかのテーマに対して自分の主張を組み立ててみるいわゆるイメージトレーニングを行って本番に備えました。本番では、イメージしていたものに近い出題がされ、練習通り[主張]、[根拠(具体的な場面等を用いた記述を含む)]、[主張]のフレームワークで書くことができました。

6月ともなると、試験まであと1か月となり、だんだん焦ってくる時期かと思いますが、まずは過去問を何度も解きなおし、頻出分野の知識を定着することを第一に毎日地道にやっていきましょう!1度過去問を解いて解説を行えば、課題が見えてきます。また、解きなおしや課題となっている分野の確認は毎日5~10分ほどのスキマ時間で行えます。

まずは一度、昨年の過去問にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

これだけやれば合格できる 教員採用試験

教員採用試験に向けて 合格するための勉強法

こんにちは。てにょです。

学生時代に、教員採用試験の勉強法を探してググりまくってた記憶があるので参考までに自分の体験談を書いていきます。少しでもご参考になれば幸いです。

自治体によって出題傾向は異なりますが、ここでは、東北地方の高校英語教員採用試験合格、東京都の高校英語教員採用試験合格の経験から勉強法を少しまとめてみたいと思います。

 

1.(教職教養・専門教養共通)過去問を解く   

私の場合は、受験する自治体の過去問を3年分を準備しました(東京都の場合はHPで公開されています。)

そして、3回ずつ解きました。

1回目は本番同様に時間を計って。その後,間違った問題について「なぜ間違ったか」を明らかにしつつ復習をします。問題を解きなおす場合のポイントとして、特に東京都は多肢選択なので、全ての選択肢を吟味して選択肢のどの部分が誤りなのか検討します。そうすることで、単に解く場合と理解度に大きな差が出てきます。

2回目も本番同様に時間を計って解きます。(1回目を解いてからあまり時間を空けない方が記憶の保持の観点から望ましいと思います。)この時点で全問題の6~7割程度は解けるはず。さらに間違った問題を「なぜ間違ったか」を明らかにしつつ復習します。1回目と同じところを間違っていたらそこが読者さんの弱点です。参考書等を見ながら「なぜその答えになるのか」を理解するようにしましょう。

そして、3回目。きっと8~9割くらいはとれるはず。この「解ける!」という感覚が大事です。「できるイメージをもつ」。この感覚を身に付けることで、本番もいいイメージで問題を解き進めることができます。

繰り返しになりますが,問題集の質があまりにもよくなかったりする場合を除いて1つの過去問や問題集をしっかり理解する前に次の過去問や問題集に移るのは時間の無駄です。自分がそのような無駄を経験してきたのでここでお伝えしておきたいと思います。

問題は理解して解けなければ,正答できたりできなかったり当てずっぽうになってしまいます。生徒に教える時も「なぜそうなるか」教えますよね。まずは,同じ問題を解きながら理解していくことこそ、地道に見えてもっとも効率のよい方法です。

 

2.教職教養は過去問+ランナー   

ランナーの使い方について、教職教養を課している自治体を受験する場合は、出題の傾向に合わせて、該当する分野を解きましょう。

ランナーの使い方としては最初は解答を写します。次に、答えの欄を隠しながら解いてみます。これを範囲を絞って3回やります。では範囲はどうやって決めるのか?自分は,過去5年間の過去問を見て出題されていないところは除きました。

とはいうものの、憲法教育基本法、学校教育法、教育公務員特例法あたりは重要なところをポイントを絞って覚えておきたいところです。また、教育心理は出題される都道府県とそうでないところがあるかと思いますので、過去問を確認し,受験する自治体の傾向を調べて、出題されていれば、出そうな箇所を一通りやっておきましょう。

3.専門教養は過去問。ひたすら過去問。

これは、非常に重要です。出題される自治体の問題形式(多肢選択なのか記述なのか)に合わせて、実際に解いてみましょう(やり方は1に挙げたとおりです)。

また、教科が英語で、東京都を受験される方は、実技免除のため時間があるならTOEICを受験して900点を目指すことをおすすめします。

私は初回受験が550点ほどでしたが,半年で900点に届きました。TOEFLibt100点や英検1級を取得するより簡単です。私が英検1級を取得できたのはTOEIC960点取得してからさらに数か月を要しました。TOEFLに至っては受験料が高すぎて,留学前に2度受験して以来受験していません。。。

TOEICの勉強法としては公式問題集(TOEICは今年から出題傾向が若干変わったようです)を買って、ひたすらに解きまくりました。TOEICは半分が語彙、半分は要領です。単語集は覚えるのが面倒なのであまりおすすめしません。同じ問題を何回もやるうちに次第に語彙が自然と頭に入ってくる感じがよいかと思います。リスニングはシャドウイングがかなり役立ちました。

TOEICなんか受験してないし、するつもりもないよ。という方はひたすら過去問を解ききなおすことをお勧めします。何度も解いて8割、9割とれるようになっておきましょう。ただ、高校の教員になるのであれば、文科省が示している英検準1級、TOEIC730くらいはとっておいた方が良いかと思います。最近、英語教員の都道府県別英検取得率が公表されたりしているので。

 

4.小論文   

これについては前の記事

mainichiblog.hatenablog.com

でご紹介しているので、そちらをご参考いただけると嬉しいです。

 

試験に向けてはただがむしゃらにやるのもいいですが,時間を効率的に使って合格を目指しましょう!余った時間でぜひ自分の専門を極めたりいろいろな経験をされることがその後の教員としての実務にもつながってくるのではないでしょうか。

 

何も始めていない方は、まず受験する自治体の出題科目、配点、合格するために必要と思われる点数を調べておきましょう。敵を知り己を知れば百戦危うからず。です。